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最近、口が乾く…それ、口腔乾燥症かもしれません

最近こんな症状はありませんか?

  • 舌がヒリヒリする
  • 味がわかりにくくなった
  • 口臭が以前より気になる

こういったお悩みで来院される患者様が、最近増えています。

お口の中を拝見しても、大きなむし歯や重度の歯周病があるわけではない――そんな方々に共通して見られるのが「口腔乾燥」です。

口腔乾燥症・ドライマウスをご存知ですか?

以下のような症状がある場合、「口腔乾燥症(ドライマウス)」が疑われます。

  1. 口の中が乾く、ネバつく感じがする
  2. 水分がないと食事がしにくい
  3. 舌にひび割れや痛みがある
  4. 口臭が気になる
  5. 唇や口角が切れやすい
  6. 話しづらく、しゃべると口が乾く
  7. 味覚が変わった、味がしない

主な原因は?

口腔乾燥症の原因はさまざまですが、主に以下の3つが挙げられます。

  • ストレス
  • 加齢
  • お薬の副作用

そのほか、糖尿病やシェーグレン症候群などの全身疾患が関係していることもあります。

原因が明らかであれば、対策も立てやすくなります。例えば、お薬の種類を見直してもらう、ストレスを発散するなどが改善のきっかけになることもあります。ただし、すぐに良くなるとは限りません。

では、今日からできる対策は?

① こまめな水分補給

とくに夏場は脱水になりやすく、口の中も乾きがちです。意識してこまめに水分補給をしましょう。

院長おすすめ:
「大塚製薬 ボディメンテ(緑色のパッケージ)」は乳酸菌も含まれており、口腔内の環境づくりにも効果的です。

② 唾液腺マッサージ

唾液の分泌を促すために、耳下腺・顎下腺・舌下腺といった唾液腺をやさしくマッサージするのがおすすめです。やり方は当院までお気軽にお尋ねください。

③ ガムやタブレットの活用・酸味食品の摂取

キシリトール入りのガムやタブレットを噛むこと、レモンなどの酸味食品を摂ることで唾液が出やすくなります。

その他のポイント

  • 口呼吸のある方は、鼻呼吸への切り替えを。
     ※鼻に疾患がある場合は耳鼻科へのご相談をおすすめします。

この記事を読んで「もしかして私も?」と感じた方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

早めの対策で、快適なお口の環境を取り戻しましょう!