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睡眠時無呼吸症候群に対するスリープスプリント治療

当院では、睡眠時無呼吸症候群でお悩みの方に、スリープスプリントを用いた治療をご提供しています。

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が一時的に停止または浅くなる病気で、いびきや日中の眠気、集中力低下などを引き起こします。重症化すると、高血圧や心疾患などの生活習慣病のリスクを高めることも知られています。

当院では、以下の流れでスリープスプリントを用いた治療を行っています。

1. 医科医療機関での診断

当院でスリープスプリント治療をご希望される方は、まず医科(耳鼻咽喉科、呼吸器内科など)を受診し、睡眠時無呼吸症候群の検査を受けて診断書(診療情報提供書)を取得してください。これは、スリープスプリント治療が保険適用となるために必要な手続きです。

2. 津島歯科クリニックでの診察

医科の診断書をお持ちの上、当院を受診してください。歯科医師が口腔内の状態を確認し、スリープスプリントの適応について判断します。

3. スリープスプリントの製作

スリープスプリントの製作には、患者様のお口に合わせた型取りが必要です。精密な型取りを行い、患者様に最適なスリープスプリントを製作します。

4. スリープスプリントの装着と調整

完成したスリープスプリントを装着し、使用方法や注意点についてご説明します。必要に応じて調整を行い、快適にご使用いただけるようにサポートします。

スリープスプリントとは

スリープスプリントは、就寝時に装着するマウスピース型の装置です。下顎を通常の位置よりわずかに前方に移動させることで、舌根が気道を塞ぐのを防ぎ、呼吸を楽にします。これにより、いびきや無呼吸の軽減が期待できます。

保険適用について

医科医療機関で睡眠時無呼吸症候群と診断された場合、診断書(診療情報提供書)をご持参いただくことで、スリープスプリント治療は保険適用となります。

睡眠時無呼吸症候群になりやすい方

  • 性別: 男性に多く見られる傾向がありますが、女性も加齢によりリスクが高まる可能性があります。
  • 体格: 体格だけでなく、顔や首周りの骨格も関係します。下顎が小さい方はリスクが高いと言われています。
  • 生活習慣: 糖尿病、高血圧、心不全などの生活習慣病と深く関わっています。不健康な食生活、運動不足、喫煙、寝る前の飲酒などもリスクを高めます。
  • 年齢: 30~60歳の男性、更年期以降の女性は特に注意が必要です。

津島歯科クリニックでは、患者様一人ひとりの症状に合わせた丁寧な治療を心がけております。睡眠時無呼吸症候群でお悩みの方、いびきが気になる方は、お気軽にご相談ください。

ご来院の際は、必ず医科の診断書をご持参ください。

睡眠時無呼吸症候群に関する詳細は下記のページをお読みいただけますと幸いです。