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睡眠時無呼吸症候群をご存じですか?

「睡眠時無呼吸症候群」という名前を聞いたことはありますか?

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、寝ている間に呼吸が何度も止まったり、呼吸が浅くなったりする病気です。

代表的なものが「閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)」で、睡眠中に舌や喉の周りの組織によって気道が狭くなったり塞がったりすることで、呼吸が止まってしまいます。

放置するとどうなる?

睡眠中に何度も呼吸が止まると、体が十分に休めないだけでなく、酸素不足や睡眠の質の低下によって身体に大きな負担がかかります。

放置した場合、

❤️ 高血圧
❤️ 心筋梗塞・心不全などの心血管疾患
🧠 脳卒中
🍬 糖尿病などの代謝異常
😴 日中の強い眠気・集中力の低下
🚗 居眠り運転などによる事故のリスク

などとの関連が知られています。

なかでも日常生活で実感しやすいのが、**「しっかり寝たはずなのに疲れが取れない」「日中に眠くなる」「仕事や勉強に集中できない」**といった症状です。

「最近、寝ても疲れが取れない」という方は、もしかすると睡眠の質が低下しているサインかもしれません。

実は珍しい病気ではありません

睡眠時無呼吸症候群は、決して珍しい病気ではありません。

軽症のものまで含めると、成人の約20~30%に睡眠呼吸障害がみられるという報告もあり、非常に身近な病気といえます。

特に、いびきが大きい方、寝ている間に呼吸が止まっていると家族から指摘された方、朝起きたときに口が乾いている方、日中に強い眠気を感じる方は、一度検査を受けてみることをおすすめします。

まずは医科を受診しましょう

「もしかして睡眠時無呼吸症候群かもしれない」と思われた場合は、まず医科で検査・診断を受けることが大切です。

主な受診先は、

  • 睡眠外来
  • 呼吸器内科
  • 耳鼻咽喉科
  • 循環器内科

などです。

※医療機関によって対応している検査や診療内容が異なりますので、受診前に「睡眠時無呼吸症候群の検査・診療に対応しているか」を確認することをおすすめします。

医療機関では、自宅で行える簡易検査や、必要に応じて睡眠中の状態を詳しく調べる検査などを行い、睡眠時無呼吸症候群の有無や重症度を判断します。

歯科でも治療のお手伝いができます

睡眠時無呼吸症候群と診断された場合、症状や重症度などに応じて、歯科医院で「口腔内装置(睡眠時無呼吸症候群専用のマウスピース)」を作製する治療が選択肢となる場合があります。

このマウスピースは、睡眠中に下あごを適切な位置に保つことで、気道が狭くなるのを防ぎ、無呼吸の改善を図るものです。

ただし、すべての患者様に適しているわけではなく、睡眠時無呼吸症候群の診断を受けたうえで、医科の先生と連携しながら適切な治療方法を選択することが重要です。

また、睡眠時無呼吸症候群に対する口腔内装置を保険診療で作製する場合には、医科での診断や診療情報提供書(紹介状等)が必要となります。

「いびきがひどいと言われる」
「寝ているときに呼吸が止まっていると言われた」
「朝起きても疲れが取れない」
「日中、眠くて仕方がない」

このような症状がある方は、「ただのいびき」と思わず、一度専門の医療機関へご相談ください。

そして、医科で睡眠時無呼吸症候群と診断され、口腔内装置による治療が適している場合には、当院でも治療のお手伝いをさせていただきます。

睡眠の質を改善することは、毎日の生活の質を改善することにもつながります。

気になる症状がある方は、まずはお気軽に該当する医療機関、または当院までご相談ください。