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年末年始に要注意!お餅と歯のトラブル

今年も年の瀬が近づいてまいりました。
この時期になると、自然と食卓に並ぶ機会が増えるのが「お餅」です。

お雑煮に入れたり、焼いて醤油をつけて食べたりと、さまざまな食べ方があり、本当に美味しいですよね。

しかし、歯科の立場から見ると、お餅は少し注意が必要な食べ物でもあります。

というのも、お餅の強い粘着性によって、
年末年始の休診明けに
「お餅を食べて被せ物が外れてしまった」
という主訴で来院される患者様が、毎年多くいらっしゃるからです。

被せ物(インレー・クラウン)は、歯とセメントでしっかりと接着されています。
噛む力など、歯の根の方向にかかる力には比較的強いのですが、
お餅のように「引っ張られる力(外れる方向の力)」には、どうしても弱い性質があります。

もちろん、
「お餅を食べないでください」というわけではありません。
日本の伝統的な食べ物ですし、美味しいものは美味しく楽しんでいただきたいと思っています。

ただし、一番よくないのは、被せ物が外れたまま放置してしまうことです。

外れて間もない状態であれば、
・被せ物
・歯
の状態によっては、そのまま元に戻せるケースも少なくありません。

しかし、外れたまま時間が経ってしまうと、

  • 残っている歯が動いてしまい、被せ物が合わなくなる➡被せ物を作り直さなければならなくなる
  • 残っている歯に汚れがたまり、新たに虫歯ができてしまう➡虫歯の治療をしなければならなくなる

といったリスクが高くなります。

また、外れてすぐにご来院いただいた場合でも、
すでに中で虫歯が進行しているケースもあります。

被せ物が外れたら、「様子を見る」のではなく、できるだけ早めに歯科医院へご連絡ください。
何らかの処置が必要になることは、ほぼ間違いありません。

年末年始も、お口のトラブルには十分お気をつけくださいね。